喘息の患者さんには、主に以下の症状があらわれます。
・呼吸の際に、「ゼーゼー」 「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)
・息切れ、胸苦しさや息苦しさ
また、これらの症状は、時間や環境によって悪化する傾向があります。
・呼吸器系感染(風邪など)にかかる
・運動
・時間帯としては、夜間や早朝
・天候(季節の変わり目、台風など)の変化や冷気
一方で、長期にわたって慢性的な咳が続く場合、喘息以外の病気も考えられます。また成人と小児でその傾向は異なります。
(例)
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・肺結核
・副鼻腔気管支症候群(SBS)
・胃食道逆流症
・肺がん
・心不全
・先天異常
・心因咳嗽 など
【出典】
1) 一般社団法人日本アレルギー学会 喘息ガイドライン専門部会 監修: 喘息予防・管理ガイドライン2021. 2021. 協和企画
2) 一般社団法人日本喘息学会, 他: 喘息治療実践ガイドライン2024. 2024. 協和企画
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