研究開発

目標は良好な治療効果と使いやすさ

PARI 社が掲げる研究開発目標は、呼吸器疾患の予防や治療のために、さまざまな要件に対して最適なソリューションを提供することです。製品の使いやすさを損なわずに可能な限り最良の治療効果を得られるようにすることに重点を置いています。

最適なエアロゾル療法のためのコアコンピテンシー

治療は、正しい量の薬剤が気道の正しい部位に届いて初めて成功したと言えます。治療の成功を確実にするため、PARI 社の研究開発部門は、薬剤が噴霧されて治療効果のあるエアロゾルが形成される際に生じる物理的プロセスについて、何十年にもわたり、膨大な量の知識基盤を構築してきました。この専門知識は、このような物質が気道内でうまく拡散する仕組みについての包括的な理解によって補完されています。そのため、当社では薬剤を噴霧する技術だけではなく、診断、治療、モニタリング、およびユーザー体験が結び付いた「コネクテッドヘルス」の分野での新たな開発にも重点を置いています。

治療成功の基礎にあるのは“受け入れやすさ”

吸入療法は可能な限り快適で安全かつ効率的であってほしいという患者さんのニーズに応えることが、私たちの中心的な取り組みです。例えば、薬剤を効率的に使用して吸入時間を短くしたり、患者さんが最小限の労力で簡単かつ快適に使用できる製品を開発したりしています。使用回数を減らすことや、呼吸器疾患を抱えていても自由で質の高い生活を送れるようにすることも、現在および将来のイノベーションと発明の最優先事項です。

PARI 社は多くの研究でパートナーに選ばれています

このアプローチが成功していることは、患者さんの満足度の高さはもちろん、薬剤の製造販売承認を取得するための試験において PARI 社の製品が使用される頻度が高いことや、科学論文、新たな薬剤・機器のソリューション、製品の受賞によって裏付けられています。